法知識を活かし、さまざまな分野で活躍する修了生
佐々木啓人(2011年 既修者コース修了)
介護職員
自分が本当に望んでいる道に踏み出し
本気で取り組み、未来を拓く
現在、介護福祉関係の企業で、訪問介護(ホームヘルパー)と、介護職員養成施設での事務・管理業務を行っています。私は、二度目の司法試験の終了後、すぐに就職活動を開始し、6月には本格的に取り組んでいました。さまざまな業種、職種を調査するなかで、介護業界の人員不足や市場拡大等の情報から興味を持ち、最終的に8月末には内定をいただくことができました。
法科大学院修了後の就活は厳しいといわれていますが、私は司法試験の合否や法曹の道にこだわらず真摯に行ったので、その思いが伝わり採用に結びついたのだと思います。司法試験も、自分では力が出し切れなかったと感じましたが、思いがけず合格していました。このような幸運もあるので、受験生の皆さんは最後まで諦めずに試験に臨んでほしいです。
就活の難しさから法科大学院への進学をためらっているなら、自分が本当に望んでいる道へと一歩を踏み出すことです。本気で取り組めば、道は必ず拓けます。YNU法科大学院での学びは、将来にわたって私自身を支える基盤となり、社会にも役立てられると信じています。
※所属や肩書は、掲載当時のものになります。(2013年4月)