教育推進プログラム「家族と法」-成年後見-
高齢者と法(社会保障、成年後見)
●関 ふ佐子 教授
●興石 英夫 弁護士(横浜法学会)
●川島 志保 弁護士(横浜法学会)
成年後見物語
高齢社会では、弁護士が成年後見にかかわる機会も増加しています。教材のDVDは、学生が将来弁護士として成年後見人を務めたときに、他の専門家と連携して、高齢者や障碍者の自律を尊重した細やかなケアを行えるようになるための基礎知識を提供することを目的としています。
授業の補助教材として使用することで、成年後見の流れをイメージし、授業や教科書などで学んだ抽象的な知識をより具体化することが可能となります。さらに、民事法と社会保障法、それぞれの科目では成年後見について十分に学ぶ時間をもてない場合に、学生が独自に自習用として利用することも可能です。
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本編54分 MPEG2 原著作者表示・非営利・改変禁止 2009年製作 |
◇ ストリーミング再生
・ 全体 / その1 / その2 / その3 / その4 / その5 / その6 最新版のMedia Playerなどを利用してご覧ください。(旧バージョンは対応しておりません。) ◇ ダウンロード ・ DVDジャケット ・ DVDラベル |
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専門家の連携が支える高齢社会成年後見制度とは、判断能力が低下した高齢者や障碍者の財産管理や身上監護を、家庭裁判所に選任された成年後見人が行う制度です。2000年、措置制度から介護保険(利用契約)制度に移行し、成年後見制度などの役割が高まっています。 高齢者や障碍者の自律を尊重した細やかなケアは、弁護士、司法書士、社会福祉士、保健師、医療関係者、行政関係者といった様々な専門家が連携してこそ可能となります。 『成年後見物語』は、成年後見制度を若手弁護士・畠山千夏が学んでいく弁護士成長物語です。横浜弁護士会の弁護士、社会保障法の研究者、新進気鋭の監督などが連携して作成しており、千夏とその周りの人々のやり取りを通して、成年後見制度や介護保険制度の概要と前進的な制度利用の取り組みを学べる内容となっています。 法科大学院での教材としての利用に加えて、成年後見制度の利用促進・改革に取り組んでいる専門家、弁護士が少し遠い存在である福祉関係などの実務家、自らの家族のケアが気になる方々などにご覧いただければ嬉しいです。
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