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板垣勝彦准教授が都市住宅学会の研究奨励賞を受賞しました

受賞情報
大学院国際社会科学研究院の板垣 勝彦准教授の論文「長期にわたる都市計画制限は損失補償されるか――最判平成17年11月1日判時1928号25頁の紹介」が公益社団法人都市住宅学会の学会賞・研究奨励賞を受賞し、平成29年5月31日に受賞式が行われました。
都市住宅学会の学会賞・研究奨励賞は、都市住宅に関する学術の向上に貢献する優秀な論文に授与されます。
板垣准教授の論文は、いったん都市計画が立てられたにもかかわらず、塩漬けの状態で放置されている事例は珍しくないところ、それでも計画区域に入っている以上、地権者の開発が強く制限され続ける問題に焦点を当て、長期にわたる都市計画制限により受けた損失の補償の是非について、最高裁の判例、学説の動向、政策的な立法論を含めて分析したものであり、学会活動に大きく貢献するものであると評価されました。