成績評価

成績評価の方法

①単位認定の方法

双方向型講義においては、主として学期末試験により、加えて教室での応答によっても評価する。試験問題は、(イ)当該科目の正確な法知識を問う問題とともに、(ロ)法的思考力をみる問題を加味する。
演習においては、答案(試験またはレポート)にやや比重を置きつつ、教室での討論も重視して評価する。試験またはレポートは、事例問題によって、(ロ)法的思考力(柔軟で、批判的、統合的な思考力)をみるものとする。討論では、(ロ)とともに、(ハ)説得・交渉力をみる。
発展的演習においては、答案(試験またはレポート)と教室その他授業の現場で示した到達内容との両方をそれぞれ重視して評価する。法律実務基礎科目では、科目に応じて訴訟関係文書の作成や弁論、(ハ)説得・交渉力、(ニ)法知識を実務に反映させる能力、(ホ)法曹としての倫理観をみることとし、総合演習科目では、(イ)から(ホ)を総合的に評価する。

② 単位認定の実質的到達レベル

双方向型講義においては、基本的な法知識を正確に修得し、基礎的な法的思考力を身につけたと判断できるレベルとする。
演習においては、説得的な論理構成に基づき妥当な結論を導く能力を身につけたと判断できるレベルとする。
発展的演習においては、法務博士(専門職)にふさわしい、法的説得・交渉力、法的知識を実務に反映させる能力、また科目によっては法曹としての倫理観を身につけたと総合的に判断できるレベルとする。


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